他の皆も遠くからその光景を静かに見ていた。
「もう大丈夫だからね。苦しかったね。
息を吸って。吐いて。大丈夫だよ」
「ふぅー・・・・はぁ・・・」
落ち着いてきた。
「もう大丈夫かな?」
女の人がそう聞くとコクッと頷いた。
「よかった・・・」
そう言ったと同時に炎虎を抱き締めた。
「えっ」
知らない内に声が出ていた。
他の皆も驚いていた。
雷だけを除いて。
「ビックリしたんだからね?
電話もらって炎虎が大変だって聞いて・・・。
あんなにも怖い思いしたの初めてだった。
よかった、無事でよかった・・・。」
女の人の声が震えていた。
泣いてる・・?


