ガララッ!
勢い良くドアが開く。
現れたのは雷と綺麗な女の人だった。
綺麗な茶色の髪を1つに結び、凛とした人だった。
ただ服がスウェット姿だった。
「炎虎!!!」
炎虎の姿を見るなり驚いた声を上げ、駆け寄る。
炎虎の知り合い?
目の焦点があってないのか目を泳がせている。
「もう大丈夫だから。大丈夫だから」
綺麗な女性の人は近くにあったビニール袋を炎虎の口元にもっていった。
「ゆっくり息を吸って吐いて。
そう、ゆっくり。焦らず。ゆっくり」
背中を一定のリズムで叩きながら、ずっとその言葉を言っていた。
すると炎虎に変化が起き始めた。
さっきまで苦しそうにしていたのに
少し落ち着いてきた。
この人、何者?
すごい・・・。


