そう考え始めたとき
雷が動いた。
炎虎の傍まで行くと
「もうちょっと耐えろ。
頑張れ」
そう言葉をかけ、炎虎のポケットから携帯電話を取り出した。
どこかに電話をかけ始めた。
「あ、もしもし。
いきなりで悪いんですが今すぐに来てください。
あ、はい。学校です。
炎虎が大変なんです。早く来てください。
学校の前で待ってるので早く来てください!!」
半ば無理矢理に見えたが誰かをここに呼ぶらしい。
「少しここを離れる。
炎虎を頼む。」
そう言い、生徒会室から飛び出して行った。
雷が何を考えているのか分からなかったが、
とにかく炎虎が楽になれるよう精一杯励ました。
雷が出て行ってからしばらく経った。
「炎虎、頑張れ。
大丈夫だから。すぐに楽になれるから」
息を吸うことはできるみたいだけど、吐くときヒューヒューいってる・・・。
タオルで炎虎の涙を拭う。
がんばれ。


