神聖魔法団【下】




そう考え始めたとき




雷が動いた。




炎虎の傍まで行くと



「もうちょっと耐えろ。
頑張れ」



そう言葉をかけ、炎虎のポケットから携帯電話を取り出した。




どこかに電話をかけ始めた。




「あ、もしもし。
いきなりで悪いんですが今すぐに来てください。

あ、はい。学校です。
炎虎が大変なんです。早く来てください。
学校の前で待ってるので早く来てください!!」



半ば無理矢理に見えたが誰かをここに呼ぶらしい。



「少しここを離れる。
炎虎を頼む。」




そう言い、生徒会室から飛び出して行った。




雷が何を考えているのか分からなかったが、



とにかく炎虎が楽になれるよう精一杯励ました。




雷が出て行ってからしばらく経った。




「炎虎、頑張れ。
大丈夫だから。すぐに楽になれるから」



息を吸うことはできるみたいだけど、吐くときヒューヒューいってる・・・。



タオルで炎虎の涙を拭う。



がんばれ。