神聖魔法団【下】




しばらく動けなかった。




誰も言葉を発せなかった。




黎奈が生きてない・・・?



死んでる・・・?



嘘だ。そんなはずない。



必死にそう思うことにした。




黎奈は生きてる。




死んでない。




死んで・・・・ない・・・。




「泣くな」



ずっと黙っていた雷が顔をあげる。



「あんなヤツの言葉なんか信じるな。
俺達、仲間の言葉を信じろ。
黎奈は生きてる。死んでない。

だから泣くな」




胸が苦しかった。



「泣かないよ。」



炎虎を看ている天音が言った。



「私、信じてるもん。
だから泣かないよ。」


そう言ってニッコリ笑った。