深々と頭を下げた。 俺は頭を畳につけながら話しを切りだす。 ただ謝りに来たわけではない。 決意を言いに来た。 「俺、諦めない。 何があっても諦めない。」 頭を上げ、父さんの写真を見つめる。 「黎奈はこんなことでは死なない。 俺、黎奈を信じる。 信じて見つける。 だから見ててよ。父さん。 今度は俺の番だよね」 そこで一旦、一呼吸おく。 「黎奈が守ってくれたように次は俺が黎奈を守るから」 頬には一滴の涙が流れていた。 そっと立ち上がると、もう1度父さんの写真を見、 力強く頷いた。