黎奈・・ッ。
会いたい、会って謝りたい。
俺、信じるから。
もう怒ったりもしないし、
バカにもしないから、
だから、帰ってこいよ・・・っ。
お前の居場所はここだろ?
帰ってくる場所はここなんだよ・・・。
いつもみたいにバカみたいな笑顔見せてくれよ・・。
黎奈・・・。黎奈っ・・・!!
「くっそぉ・・・っ。うっ・・・ッ・・・れな・・」
ダメだ、泣き止むことが出来ない。
心にぽっかり穴が開いたみたいだ。
俺はそのまま、
黎奈の香りに包まれながら深い眠りにおちた。
夢を見た。
黎奈とはしゃいでる楽しい夢だった。


