神聖魔法団【下】




黎奈・・ッ。



会いたい、会って謝りたい。




俺、信じるから。



もう怒ったりもしないし、




バカにもしないから、






だから、帰ってこいよ・・・っ。





お前の居場所はここだろ?



帰ってくる場所はここなんだよ・・・。




いつもみたいにバカみたいな笑顔見せてくれよ・・。




黎奈・・・。黎奈っ・・・!!




「くっそぉ・・・っ。うっ・・・ッ・・・れな・・」




ダメだ、泣き止むことが出来ない。




心にぽっかり穴が開いたみたいだ。




俺はそのまま、




黎奈の香りに包まれながら深い眠りにおちた。









夢を見た。



黎奈とはしゃいでる楽しい夢だった。