“黎兎、あれほど勝手に人の部屋に入るなって言ってるでしょ!?”
怒ってる黎奈
“あははっ!黎兎、バカじゃないのっ!”
楽しそうに笑っている黎奈
“死ぬのが、怖いよ・・・”
泣いている黎奈
“なっ・・・!うっさいわ!アホ!”
照れると口が悪くなる黎奈
“黎兎、見てて。終わらせるから”
真剣な黎奈
目を閉じれば黎奈との思い出が溢れてくる。
それが余計に辛くさせる。
「うぅ・・・ッ・・ぐすっ・・・れなっ・・・」
もう名前を呼んでも返事をしてくれないんだ。
もう一緒に帰れないんだ。
もう喧嘩出来ないんだ。
もう会うことも出来ないんだ。
もう思い出を作ることも出来ないんだ。
もう、もう・・・・。


