神聖魔法団【下】




side涯




駐車場に車を停め、エントランスに行く。




5階のボタンを押し、エレベーターに乗る。




エレベーターから少し歩いたところに俺の家はある。





いつもみたいに、いつも通りに俺は玄関を開ける。



・・・・。



運が悪いのか今日はいつも通りにはいかないみたいだ。





「あ、涯おかえり~」




「ただいま。兄貴、今日早いんだな。
いつもは夜に帰ってくるのに」





いつも夜に帰ってくる兄貴が今日はいた。




「別に毎日夜に帰ってくるわけじゃないよ。
今日はたまたま用事が早く終わってね」




「そっか」



兄貴の横を通りすぎ、部屋に行く。




「はぁ~」



今でも思い出す。


アイツの最後の顔を。