「でしょ?
なら、そんなウジウジしないの。
その子の為に何か出来ることはないの?
あるでしょ?
そんなメソメソ泣いてたら、その子に笑われるわよ」
「るっせぇ!・・・」
「まぁでも今日ぐらいは泣いても良いかもね」
姉貴はそう言うと部屋から出て行った。
「なんなんだよ・・・一体・・っ。
くそっ・・」
布団にもぐりこんだ。
“今日ぐらいは泣いても良いかもね”
姉貴の言葉を思い出したらまた泣けてきた。
くそったれ。
黎奈、次会ったときぶん殴ってやる。
俺をこんなにも泣かせやがって。
覚えとけよ。
布団に深く潜り嗚咽を漏らしながら
ひたすら泣いた。


