「おい、黎奈たちがいないぞ」 俺の言葉に急いで皆も視線を移動させる。 「あれ、いない」 「どこ行った・・・?」 探しまわったが近くにはいないようだった。 「戦いに夢中になって何処か行ったとか?」 「有り得るけど・・・」 すごく嫌な予感がする。 「とにかく今は黎奈を信じるしかない」 「そうだな」 体の節々がまだ痛む。 瑠雲も痛むのか険しい表情をしていた。 雷は足を負傷していた。 なにもできないのか俺たちは・・・。 そう思っていた時 パリーン 乾いた音が聞こえた。