side涯 「悪い、また心配をかけてしまった」 「大丈夫だよ、目を覚まして良かった。 瑠雲も」 天音の声で目が覚めた。 俺が目を覚ました時には瑠雲は既に起きていた。 変わりに雷が怪我を負っていた。 事情は全て風雅から聞いた。 黎奈が今戦っている。 黎兎の顔が不安な表情になっていた。 「大丈夫だ、黎奈ならやってくれる」 「あ、あぁ。そうだよな」 これだけじゃ安心できるわけないか・・・。 様子を伺おうと黎奈がいるであろう場所に視線を移した。 「な!?」 「ん?どうかした?」