神聖魔法団【下】




<なにそんな怒ってるのか知らんけどな、飛び蹴りはさすがにいてぇよ>



当のカイザーは全く聞き耳を持っていなかった。




「お前は何人人を殺せば気が済むんだ?
何人傷付ければ気が済むんだ!!」




<は?そんなの聞く必要あるか?
人間全員が邪魔なんだよ。だから殺す。
何人でもなぁ!>




ドゴッ




<ッ・・・>




カイザーの鳩尾に一発パンチを入れた。




早かった、見えなかった。





「邪魔?邪魔だから殺す?
あっそう。なら私もお前を殺すよ。
邪魔だからね。文句は言うなよ?
お前もそうしてるんだから」





<ははっ、言うねぇ・・・。
だったらやってみろよ。かかってこいよ!>




そう叫んだと同時に2人の影が動いた。






シュッシュ、ドンドン!




バキっ。ドゴッ。バン!カキーン





何も見えない。



何が起きているのかも分からない。