<はっ、生きるのを諦めたか?> カイザーに問いかけられているのに 風雅は俺を見つめていた。 その顔は微笑んでいた。 死ぬのなんて怖くないよ とでも言ってるかのようだった。 <ははっ、無視かよ。そうかよ。 もう飽きた。じゃーなガキ。> カイザーが腕を振り上げた。 やめろ! やめてくれ!! どれだけ体を動かそうとしても動かない。 変わりに涙が目から零れ落ちるだけ。 やめろ。お願いだからやめろ。 殺すなら俺で良いから。 風雅は殺さないでくれ。 やめろ!! 風雅の口が動いたような気がした。