神聖魔法団【下】




<お説教か?人間のそういうところが大っ嫌いだ>



「私もあなたが大っ嫌い。凄く憎い。」



<そうか。嫌いたきゃ嫌え。人の憎しみは俺の大好物だ>




そう言ってニヤァと微笑むカイザーは本当に




「狂ってる・・・」




<そうだよ、俺は狂ってる。悪いか?>





コイツに言葉は通じない。



何言ってもダメだ。




「お前は何がしたい」




そう言って鋭くカイザーを睨む雷。



<何って?世界を滅ぼすのさ>




「何故そんなことを?」



<何故って、そんなの簡単なことさ。
この地球(ほし)を俺のものにするため。
あの時は邪魔されて出来なかったからなぁ>




そう言って私を睨む。




私の祖先が封じた奴が今こうしてここにいる。



また世界を滅ぼそうとしている。