「あぁ。任せろ」
「黎奈・・・」
「大丈夫だよ。黎兎、見てて。終わらせるから」
「わかった。見てるから、無理はするなよ?」
「了解」
炎虎の近くに天音と黎兎を向かわせた。
私たちは現れるのを待った。
いや、もう現れているけど姿を見せてないだけ。
ある一点をじっと見ていると
<そんなに見つめないでくれよ、照れるじゃないか>
クスクス笑いながらカイザーが姿を現した。
「カイザー・・・!!」
<俺、相当嫌われてるみたいだね。何かしたかな?>
こめかみに×の傷跡・・・。
間違いない、カイザーだ。
「惚けるんじゃねぇ!!
てめぇ、天音の親父を・・・!」
<あぁ。あの弱っちぃヤツか。俺の秘密ばらしやがって>
「なんだt「ふざけないで!!!」
炎虎を遮って叫んだのは
「ふざけないでよ。なにその言い方。
人をなんだと思ってるの?あなたの玩具じゃないんだよ?」
今にも泣き出しそうな天音だった。


