神聖魔法団【下】




みんなの話をそれぞれ聞いていると楽しいな~。



どこに行っても生徒会メンバーはこんな風なんだね。




「あ、そろそろ暗くなってきた」



廉さんの言葉で時計を見てみると17時を指していた。




「いつの間に17時!?」



「風雅はここで待ってろ~。
荷物とか全部片付けてから迎えに来るわ」



「いや、いいよ!
僕もう元気だし!」



「ダメだよ、ふうくん。大人しくしとかなきゃ」



「天音、風雅のこと見張っといてくれ」



「わかったー!」




「えぇええぇぇええ!!」





「うっさいわ風雅!!」



「炎虎もうるさいよ」







なんとかこの場を収め、



天音と風雅以外の皆は外に出た。