上に上がりたくても上がれない。
やば、息が・・・。
そのとき体を強く引っ張られた。
「ぶはっ!はぁはぁはぁ・・・すぅーはぁー」
思いっきり息を吸った。
俺の腰に手をあてて助けてくれたのは
「雷!・・・・と黎奈!?」
俺を助けてくれたのは雷だと思うけど
その隣には黎奈がいた。
「なんでここに・・・」
「説明は後だ。2人を浮き輪に。」
女の子を雷が抱え、風雅は浮き輪に寄りそう形に。
「このまま、ゆっくり引っ張って行くぞ」
「わかった」
「あ、皆浮き輪に掴まって!!」
突然、黎奈に叫ばれ咄嗟に風雅を包み込む感じで浮き輪に掴まった。


