神聖魔法団【下】




side瑠雲




炎虎の話を聞いて雷とそこへ向かう。




「あ、雷あれじゃない!?」




声を上げると雷もそっちを見る。




「あれだ」



そこにいたのは





「里奈ー!!!」



泣き叫ぶ母親の姿だろうか・・・。




その母親の視線の先にいるのは




小さな女の子と





その女の子を助けようとしている風雅の姿。





「雷!風雅いた!」



「どこだ」



「あそこ!」



俺が指を指すと泳ぎ始めた。




俺はそれを確認すると母親の近くに行った。