神聖魔法団【下】




そんなとき、




「お、おい!!
ヤバい」



慌てた声が聞こえた。



3人で声が聞こえた方に視線を向けると



炎虎が顔を真っ青にしてこっちに来ていた。




「どうしたの?」



ただごとではないと感じ泳ぎ寄る。





「風雅が・・・」



「え!?」




私たちは話を聞いて驚いた。




「俺と雷が行くから。炎虎はここで黎奈といて」



「お、おう」



「私も行くよ!」



「いや、危ないからここに居て。
大丈夫だからね」



そう言って泳いで行ってしまった。



「大丈夫かな・・・」



心配で仕方なかった。