「それ私も笑いそうになった」 天音が微かに笑いながら言う。 「焦ると変な日本語喋るんだな」 瑠雲が納得したように言った。 「いやいや、待て待て。 勝手に納得するな!?」 当の本人は迷惑みたいだった。 「まぁ、いいだろ。別に。」 「よくないわ!」 私たちの間に笑いが起こる。 楽しい。 それからも2人の対決は続いた。 「ねぇ、もうそろそろ飽きん?」 風雅がソファーに寝転ぶ。 やっぱ子供だ。 「じゃあ、これで最後にするか」 「そうだな」