私たちは生徒会室に入った。 黎兎と炎虎が対面になって座る。 私たちはその周りを囲む。 どっちが勝つんだろう? 「「叩いて被ってジャンケンポン!」」 炎虎がチョキ 黎兎がグー 「てい!」 「うお!?」 おー、炎虎守った。 ジャンケンは負けたけど守ることはできた。 大きな進歩だと思った。 皆もそう思ったのか少し頬が緩んでいた。 「くっそ!」 「やった」 嬉しいのかニヤニヤしている。 ヤバい、炎虎可愛い。