「あれ?」 「これ見て分かんない?」 ニコって笑いながらピコピコハンマーを掲げる。 あ、あれね。 「やろっか」 私もニコッと笑う。 黎兎と対面して座る。 「叩くのはあるけど守るものがないな~」 「手で良いんじゃない? そんなに強く叩かなければ痛くないと思うし」 「ま、そうだな! よし、やるぞ?」 「うん!」 「「叩いて被ってジャンケンポン!」」 私がパー。 黎兎がグー。 「おりゃ!」 「おっと!」 「くぅ~。守られた・・・」