「なんだよ?」 首根っこを掴まれ不機嫌丸出しの雷に対し、 「もっと居ようぜ? どうせ帰っても寝るだけだろ?」 挑発的な笑みをこぼす炎虎。 図星だったのか雷は何も言わない。 「当たりみたいだったね」 天音が笑いながら言う。 「眠たいんだ。寝させろ」 「ぜってぇ帰さねぇ」 炎虎と雷の戦いが始まった。 「なーにやってんだ、アイツら」 涯が少し笑っていた。 「楽しそうだしいいんじゃない?」 瑠雲も2人に視線を向けていた。