うん、いつもの生徒会室メンバーだ。
私は遠くから皆の姿を見ていた。
笑顔が溢れていた。
やっぱココが好きだな。
改めて思った。
「よーし、今日はもう解散だ。
皆も疲れたと思うしな。
明日また集まってほしい、これからのことについて話し合いたいからな」
雷の言葉に皆がそれぞれ返事をする。
「それじゃ、各々好きな時に帰ってくれ」
そう言ったけど誰も帰ろうとはしなかった。
「お前ら帰れよ」
「まだここに居たい」
風雅の言葉に皆が頷く。
「なら、俺は帰る」
雷が出ていこうとすると
「待てやコラ」
炎虎が止めた。


