天音が嬉しそうに言う。





「確かに!」




「幸せだな~」




みんなの顔に笑顔が宿る。





なんかそれが微笑ましかった。






幸せか・・・。





去年の今頃の私は不安でいっぱいだったよな。





悩んで泣いて。





この先、辛いことしかないって思ってたのに。






こうやって笑っていられるもの支えてくれる人がいるおかげ。





そう考えると絶対負けられない。





黎兎と約束もしたし。





てか、私が死んじゃったら黎兎と喧嘩出来なくなるのか。




私まだ黎兎に言いたりないことあるから、それだけは嫌だな。