神聖魔法団【下】




「ほら、来ただろ?」




「黎奈たち帰ってくるの遅いよ」






部屋の奥の方から声が聞こえ、視線を移すと





「涯!瑠雲!!」





涯と瑠雲の姿があった。






「おかえり」




「おかえり~」





笑顔で出迎えてくれた。





「るくー!!!」



風雅が瑠雲に飛び着いた。





「痛いよ、風雅」






「無事だったんだね、良かった良かった・・・」




「俺の為に頑張って戦ってくれたんだって?
ありがとな」