「ほら、来ただろ?」 「黎奈たち帰ってくるの遅いよ」 部屋の奥の方から声が聞こえ、視線を移すと 「涯!瑠雲!!」 涯と瑠雲の姿があった。 「おかえり」 「おかえり~」 笑顔で出迎えてくれた。 「るくー!!!」 風雅が瑠雲に飛び着いた。 「痛いよ、風雅」 「無事だったんだね、良かった良かった・・・」 「俺の為に頑張って戦ってくれたんだって? ありがとな」