色のない世界

変だと思いながら、歩いていると前から二人組の女の子が歩いて来た。

「さっきの怖かったねぇ…」

「うん。でも、大人数で一人をって卑怯な気がする…」

「うん…」

大人数で一人…

拓!?

イヤな予感がして、直ぐにそれを何処で見たのかを聞き出して、なりふり構わず走った。

拓!

拓!

聞いた場所に行くと十人位の円の中心に地面に膝がついた状態で、殴られている拓を見付けた。


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