ひたすらアップをして、少し疲れた俺。 集中力が切れたため、ホテルのロビーを一人でうろつく。 ロビーには他の出演者もたくさんいて。 気付いたら俺は注目を浴びていた。 「碧さん!ファンです!!」 「サインしてください!」 押し寄せる出演者。 そんな彼らに俺は言う。 「仲間ですから。 一緒に頑張りましょう」 そして…… 案の定俺は逃げていた。 今は使われていないような階段に。