彼氏に依存されました。



は?


え、ちょ、待って。


「な、なんでそんの普通なの?引かないの?私達今までそんな空気じゃなかったじゃん」


隠岐君の顔色を窺う。


しかし隠岐君は『うーん』と悩んだあと、あっさり言われた。


「ビックリしなかったって言えば嘘になるけど、別にいいんじゃないかな?」


いいのおおおおお!?
全然仲良くなくてお互い何も知らないのにいいの!?明らかに今日昨日で何かあった感じじゃん!


『恋愛は自由だしね』なんて言い微笑む隠岐君に呆然とする。


部活の雰囲気を考えてマネと部員が付き合うことはダメだと思ってたのに…いいの!?