痛ッ!


思わず顔が歪んだ。

それが、そいつの興奮を誘って、更に乱暴に弄ってきた。



ヤバ…!

このままじゃ、次の仕事に支障が…



「ね、優しくして…
もっと感じちゃうから」

そっちに誘導したつもりが…


「そんな事言って…
気持ちよすぎて、耐えられないんだろ?」

もっと激しくなってしまった。


ゼリーを塗る間もなく、
アソコに勢いよく入ってきた指…

痛みで身体がビクついた。


そいつはまた、感じたと勘違いして…
激しく中を掻き乱す。


伸びた爪が…
アタシの中に傷を描く。



痛い…



嫌だ…



痛い…



怖い…!






なんで、この日なんだよ!



ヤバい…

フラッシュバック…


左手の傷痕が疼く。