しかも…

カレシ持ちだと思ってても、ここに来てくれた。


思わず微笑んだ。


「…なに笑い?」

「なんでもねーよ…」


なんか、嬉しい…





つーか!



そう思ってて、部屋借りてくれるつもり
だったのか!?




ー…そんなに惚れてんの?」

「それもあるけど…ー



ー「ナオはさ、アタシの事…」

「好きだよ?」ー




どーしよう…



胸が苦しい…





やっぱり手遅れだ。







人を好きになんのって、不可抗力で…

ダメだって、セーブした地点で既に、



手遅れなんだと思う。





アタシはナオが好きだと思った。