ついにこの日。

カナがモモになにをしたのか聞く日。

「あたしは、なにかした?」
カナがいった。

「べつにムカついただけ。」

「えっ…」

「あんたが謝るなら、もう一回友達になったあげる。」

その時、カナとサクラは、同時に答えた。

「偽物の友達なんていらない。偽物の友達なら、1人のほうがいい。」