「ただし条件がある。」
「条件…?」
なんだろ?
売り上げ1位になること、とか?
「最後にキスさせて、首に。」
「く、首っ⁉︎ 」
なにを言い出すかと思ったら…
って首ってなに! 首って!
「じゃなきゃ行かないし行かせない。」
「うっ…いいよ。しても。」
私がそう言うと神田君は首元に顔をうずめてきた。
「……っ! か、神田君、まだ?」
首にキスってこんな変な感じするものなの?
「よしできた。」
神田君はそう満足げに笑ってから私に手を差し出した。
「じゃ、行こっか。」
「う、うん。」
こうして私たちはみんなのところに戻った。

