冷酷な彼は孤独な獣医

「そういうもの?」


「あぁ。動物看護の事を、なにも勉強してきてないみたいだから、

この仕事がどんなものかわかってないんだ」


「それって、あたしもだけど………
あっ!そうだ!受付に誰も居ないと、お客さん困るんじゃない?」


「大丈夫だ!受付の所に説明書きを貼ってある」


「そうなんだ」





こうしてあたしの過酷な一日が始まった訳で………


「おい雑用!今から採血をするから、この犬をこうやって後ろから抱き寄せ体を固定しろ」


「えっ!大型犬じゃん!怖いよぉー」



なんで一発目から大型犬なの!



「早くしろ!お前が怖がると犬も怖がる!」


「わかったよ!………これでいい?」


「よし!」


そして龍は犬の足に針をさす。



うわぁー!見てるの無理!