冷酷な彼は孤独な獣医

「ちょっと!無視しないでよ!」


すると龍は、あたしの方に来る。


そして、向かいのソファーに座ると真顔で話す。


「ウチの病院で働け」


「えっ?龍の病院で?

………それって雑用として?」


「当たり前だ!」


「タダ働きって事でしょ?

嫌だよそんなの!」


「最初はタダ働きだ。

どうせなにも出来ないんだから!

でもそのうち給料を出してやる」


「えっ!本当!?」


「あぁ」


「でもそのうちって………いつ?」


「そんなもんお前次第だ!」


「うん………わかった!あたし龍の病院で働く!」