田舎の夜道をチキンを食べながら歩く。 バカみたいな光景だ。 手に油が付きまくった。 駅の明かりが見えてきた。 死ねない…と思った。 私は死ねないよ。 だって、見知らぬ人が道を教えてくれた。 生きてたはずの鶏を唐揚げにして、食べてる。 死ねない。 お父さん、 私は死ねないよ。