『お兄さんも弟さんも沙奈を愛してるんですね。 後悔のないように愛情を表現して下さい。 私みたいに好きな女性が複数いたり、迷ったりして最後の挙句に失って好きな人は誰だったか気付くなんて事のないようにして下さい。 まぁ2人なら心配は無い事ですよね。』 そう言って、お父さんは私をチラリと見た。 そして、卓とお兄ちゃんは、同時に声を合わせて『はいっ!』 ……と、返事をしていた。 それから、お父さんは私に会いに来てくれて有り難うと言われた。