「これ、なんて読む?」 「ここに、フリガナ書いてるじゃん! “サンパ”って」 大きな花束を男性スタッフの人達が、 楽屋へと運んでくれた 「あ、それ俺ですね。 懐かしい。 高校の同級生が送ってくれたみたい」 胡蝶蘭メインの大きな花束のバスケットを、 優雅が受け取る 刺さるように入っているメッセージカードを手に取り、 優雅は嬉しそうに見ている 優雅の名字はとても珍しくて、 みんな初めは読めないみたい 私も初めは “さんぱ” とは読めなかった