ホラー・オカルト
完
空波 刻羅/著

- 作品番号
- 1041209
- 最終更新
- 2014/12/27
- 総文字数
- 4,550
- ページ数
- 12ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 19,489
- いいね数
- 0
少年は、ランプの魔神に出会った。
少年は、三つの願いを口にする。
一、彼女が、いつまでも笑顔でいられますように。
二、彼女が、涙を流しませんように。
三、
「彼女が、片時も僕のそばから離れませんように」
少年の手に、笑顔を貼り付けられた人形が残った。
少年は、三つの願いを口にする。
一、彼女が、いつまでも笑顔でいられますように。
二、彼女が、涙を流しませんように。
三、
「彼女が、片時も僕のそばから離れませんように」
少年の手に、笑顔を貼り付けられた人形が残った。
この作品のレビュー
2015/01/01 17:54
投稿者:
小鳩 憂
さん
狂々にして
恐ろしいのに美しい。
様々な角度から、様々な物語が描かれています。世界観も、空気もバラバラで、一見まとまりのない短編集のようにも思えるけれど、すべて読み終えて振り返ってみると、どの物語の中にも『純粋な愛情』が存在するのがわかります。
愛しているから手に入れる。愛しているから汚す、失う。愛しているから身を滅ぼして、愛しているから手が届かない。
救いようのない愛しさが心地よい、とても素敵な作品でした。
レビューを見る
2014/12/27 03:06
投稿者:
野田 のたお
さん
怖いですか?
もしかしたら、それは物事のある一面しか見えていないのかもしれません。 時にほくそ笑み、時に痛快さを感じ、時に登場人物の狂気に賞賛すら与えたくなる。 そんな作品です。
もしかしたら、それは物事のある一面しか見えていないのかもしれません。
時にほくそ笑み、時に痛快さを感じ、時に登場人物の狂気に賞賛すら与えたくなる。
そんな作品です。
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