やさしい悪魔




夢の中でもいいから、ずっと聞いていたい声だった。

淋しさを紛らわすなら誰でもいいとか言うけど、

嬉しいときも、

悲しくてへこんでるときも、

どんな時だって思い浮かぶのはソウタ君だ。


ソウタくん……。

ソウタくん、



ソウタ。。



寝て、目が覚めて朝が来たら、目の前にソウタ君がいればいいのに。


そうしたら探す必要がなくなるでしょ?

もうあなたのカケラじゃ足りないくらい、心は静かじゃいられないの。




「あっ、メロンパンみっけ!おばちゃん、これ二つちょーだい!」