やさしい悪魔





「行きます!」

「じゃぁ、メロンパン買っといてもらっていい?」

「了解です!」



プッ。プープー……。



パシリかい!!

先輩扱いされるのイヤでも後輩扱いはうまいな!

言ってること、めちゃくちゃだわ!


でも、仕方ない。

ニンマリ笑うと隣にいたアキが白い目であたしを見ていたので、



「ソウタ君て呼んでいいって……」



とだけ言っておこうとしたが、やっぱり全てを打ち明けると、


「へぇ」と感情のこもらない乾いた返事が帰ってきた。


えぇい、この際もうなんでもいいよ。
そこでジャッジをしてもらおう。


悲しいことに、あたしだけの考えだとうまくいくことがないしね。