凛に腕を引っ張られ、凛が下になるような態勢になってしまう。

「恥ずかしい...」

「瑠璃は何をさせても恥ずかしがりますねぇ」

「誰と比べてんのよ!」

私は機嫌が悪くなる。
上から下りて背中を向けて横になる。

でも機嫌を直しちゃうのもこいつのすごいとこなんだ。

「比べてなんかいませんよ。恥ずかしがる瑠璃を見てるのが好きなんですよ」

言いながら帯を緩めていく。
肩を簡単に出されてしまう。

「電気消してよ...」

「嫌です」

「だったら間接照明にして...?」

「嫌です」

凛はもう浴衣を脱いでいる。
凛に簡単に脱がされてしまう私。
抵抗を凛は許さない。
悪趣味をするとかそういう意味じゃなくて。

今日の凛は激しかった。
指だけで何回もいかされてしまう。
息をする暇がない。
お腹がつりそう。
脚が上がらなくなる。
意識が朦朧としてくる。
何回も何回も何回もした。
よく体力が持つもんだなぁと関心する。
最後の方の私はもうほとんど動けない位。

「きつかった?大丈夫?」

「大丈夫だよ?気持ちよかった。でもいつもの凛らしくないね」

「そうですか?」

「うん」

「今日はぐっすり眠れそうだ」

「今日は?今日も、の間違いでしょ?」

クスクス笑う。