梅雨の時期に傘を持っていないのは、確信犯です。



私より10センチほど背の高い、良樹は「入れてもらうんだから、傘くらい持つよ。」と言って私から傘をとる。


「…どーも。」


一緒の傘に入っていいなんて。
言ってないんだけどなあ…と思いつつ、ついつい人懐っこい笑顔で見つめられると。

まあいっか、と思ってしまう。