わかってますよ、くだらない妬みだってことはね。 でも…。 「…彼氏、ほしいな。」 まあ、好きな人さえいない、今の私にはどうしようもないのだけど。 とりあえず。 胸キュンを補充しようか、と。 家の近くの書店に寄ろうとしたとき、入口付近で雨宿りしている、見馴れたやつを発見した。