翠玉seid

憐が出て行ってから紅茶を飲んで部屋を見ていた。


(色んな本が置いてある。)


その殆んどがミステリー小説。


「さすがかの有名な名探偵さん。」


他にも何があるのか気になって歩き回った。


そして、外へ出られる襖に行ってあけるとそこはもう一つの庭があった。


きた時に見た豪華さは無かったがとても素朴で日本の趣があった。


縁側にはちょうど日が当たっていて暖かかった。


ゴクッ


こういう場所を見ると流れている血のせいなのかとても眠くなってしまう。