この視線にいつも耐えるが辛かった。 『翠玉。それって…ほぼ毎日じゃない。 ごめんなさい。貴方の気持ちに気付いてあげられなくて。』 紅音… (大丈夫だよ。もうこんなことは見慣れている。 私の居場所なんてこの世のどこにも無いんだから。) その声は自分の事を哀れんでいた。 『スイ…』 「こちらで団長がお待ちです。」 七彩が何かを言おうとした時に女の人に遮られてしまった。 (この話はまた終わってからね。)