告白 1&2‐synchronize love‐



「お姉さん、誰?」

切れ長の瞳が真っ直ぐに、あたしを見上げて聞いてくる。

恭兄ちゃんが、喋った。


「こら恭次(きょうじ)、失礼でしょ」


あたしは思わず矢沢エイジを見上げた。

タレ目は優しく微笑んで、小さな恭兄ちゃんの頭を撫でる。


「キョンキョンの弟だよ」

弟。

恭兄ちゃんに、弟が…


「何だよエイジ! 触んなよ!」

「おおっ? 生意気だぞキョンキョン2号~!」

「2号って言うな!」


仲が良いのか悪いのかよくわからない二人は、男同士らしく乱暴にじゃれ合い始める。

それを恭子さんは微笑ましいって感じの顔で見つめていた。


「不思議でしょう。いまの旦那との子なのに、あなたのお父さんに似た恭一にそっくりなの。もう日に日に似てきてびっくり」


でも、恭子さんはとても嬉しそうだった。

その気持ちは、なんとなくわかる気がする。

恭子さんはエイジに殴りかかる恭次くんの首根っこをつかんで、あたしの前に強引に立たせた。

かがんで、恭次くんと目線の高さを合わせてあたしを見上げる。