告白 1&2‐synchronize love‐


恭子さんは同じようにヘラって笑って頷いた。


「待ってるわ」

「……あたしも、また来ても、いいですか?」


あたしがおそるおそる聞くと、恭子さんは矢沢エイジと顔を見合わせて、ぱっと明るい笑顔になる。


「もちろん! いつでも待ってる!」


可愛らしい、少女のような笑顔だった。

この笑顔にお父さんはやられたんだろうな。

玄関で靴を履いて、恭子さんに深く頭を下げた。


「お邪魔しました」


「またね、おばさん」

「二人とも、気をつけてね」


優しい声に送られて、玄関のドアノブに手をかけようとしたら、

触れる前にドアが勢い良く開かれた。


「ただいまーっ」


そして小さな、

あたしよりずっと背の低い男のコが入ってきて、あたしを見て驚いたみたいで一歩退く。

けど、驚いたのはあたしの方。

突然現れた小学生くらいの男のコは、三上くんに、




いや、恭兄ちゃんにそっくりだったから。






幼い頃の記憶の断片。

その中の恭兄ちゃんに、うりふたつの男のコが目の前にいる。