告白 1&2‐synchronize love‐


あたしは心からそう思って、本気でそう思って怒鳴ったけど。

矢沢エイジの傷ついたような顔を見たら、怒りは途端にしぼんでしまった。


「そんな顔、しないでよ……っ」


何も言えなくなっちゃうよ。

あたしにどうしろって言うの。

気持ちが同調したなんて言われて、どう返したらいいの。

あたしと似たような迷いがアンタにもあったなんて。



誰を好きになったのか、わからなくなっていたあたし。

『深田恭一』か、『矢沢エイジ』かそれとも、『深田恭一のフリをした矢沢エイジ』なのか。



そして気持ちが誰のものなのか、わからなくなっていたアンタ。

『深田恭一』か、『矢沢エイジ』それとも、『深田恭一のフリをした矢沢エイジ』のものなのか。



一緒だ。

考えたって答えが出ないところも、一緒。

だってもう、比べようがないんだから。

『深田恭一』はもう、この世にはいないんだから。

だから、


「アンタの勘違いで、いいじゃん…」










あたしの気持ちも何もかも。

すべては夢の中のことだったんだ。