告白 1&2‐synchronize love‐


繋いだ手を、ほどくことが出来ない。

それがあたしの気持ちそのままだった。


「ハルカは俺の気持ちに気付いたんだ。だから、すげー怒ってたんだよ。怒られて当然だもん。俺は恭一の信頼を裏切ったんだ」


どうしていいのかわからなかったって、呟く頼りない声。

そんな風に矢沢エイジは正直に、飾らずに、自分にも隠していた心の葛藤を見せてくれる。

そのことはとても、嬉しかった。


「美緒ちゃんのことが好きすぎて、わからなくなったんだ。この気持ちが俺自身のものなのか」

「………どういう意味?」

「…キョンキョンのフリをしている内に、アイツの気持ちと同調しちゃったような感じもしてたんだ。だから、」


恭兄ちゃんがあたしを好きだったから、彼のフリをしている自分にも、彼の想いが重なってしまったんじゃないのか。

つまりアンタはそう言いたいの?


「……ふざけないでよ。そんなこと、あるワケないでしょ」


大体、恭兄ちゃんがあたしを好きだったっていう証拠もないのに。

そんなのは、全部全部、


「アンタの思い込みじゃん!」










気持ちがシンクロするなんて、バカバカしすぎる。